d_568282 地味な教え子と初めての拘束

彼女は、どこにでもいる地味な子だった。

声は小さく、目も合わせない。

教室の隅でノートを取るその姿を、俺は最初、気にも留めていなかった。

けれど、ふとした瞬間――
机の下で震える手を見て、気づいてしまったのだ。

この子は、こちらの言葉ひとつで、どこまでも従う。

「……大丈夫、痛くないようにするから」
細い手首にそっとリボンを絡めると、彼女は戸惑いながらも、拒まなかった。

頬はうっすらと紅潮し、まばたきの数が増えていく。

――これは罰なんだよ。
悪い子には、ちゃんと覚えてもらわないと。

そんなふうに囁くと、彼女は小さくうなずいた。

その反応が、なによりも初々しくて、愛しかった。
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