d_565992 地味な教え子にお仕置き羞恥

はじめは、ほんの少しだけ怯えればいいと思った。

目を見て、低く静かに言えば、それで済むはずだった。

「お前の成績が上がらないのが悪いんだぞ。」
彼女はまばたきをひとつして、黙って首をすくめた。

従順だった。
理由も、反論もない。

その姿に湧いたのは、安堵ではなく奇妙な興奮だった。

勉強を教えるふりをして、肩に指を添える。

震える反応に、怯えは簡単に手に入ると知った。

「……罰が必要だな。」
囁けば、彼女はゆっくりと俯く。

机の上に揃えられた両手が、微かに震えていた。

「声を出すなよ。
お母さんに聞こえるだろ。」
羞恥に染まるその様が、俺の理性を静かに壊していく――。
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